散歩のはずだったが・・・

2016/10/04
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長岡インターから8号線を5分くらい走ったところに「馬高遺跡」がある。
縄文中期の遺跡で火焔式土器発祥の地ともいわれており、日本遺産に認定されている。
敷地内の「縄文館」には・・・って、まあ遺跡のはなしはおいとこう。
じつはこの遺跡、公園といってもいいほど広いんだ。
しかも手入れの行き届いた草っぱらとくれば、とうぜん犬散歩にうってつけ。

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ひろ〜い原っぱには、復元された竪穴式住居がある。

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中にも入れるんだもんね。

この原っぱにはクリ、クルミ、コブシ、ホオなど実のなる樹木が多い。
ひょっとしたら、縄文時代の採集生活をしのぶために植えたのかもしれない。
なかでも特筆すべきはクリだ。
丸々としてしかもデカい。
気がつけば犬散歩のはずがクリ拾いに熱中するハメになっている。

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クリ大好きのおかみはワンコを放っぽってもう夢中だ。

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こいつはクルミ。まだ果肉がついている。

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ホオの実。乾燥させると漢方薬になり、高値で取り引きされるとか。

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色味はきれいだが、いささか気味のわるいコブシの実。

あるていどの収穫? をえたところで散歩はおしまい。
まあワンコらもじゅうぶんに歩いたことだろう。
ワンコらを車に収容したら、道路をはさんだ向かいの「なじら〜て」へ。
JA長岡が運営する野菜中心の直売所だ。

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この施設、なりはそれほど大きくないけど、品揃えはすばらしい。
とくに茄子と枝豆は種類が豊富に山を成している。さすが長岡だ。
週末のお客さん用に枝豆界の大トリ「肴豆」を購入し、帰途についた。

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拾ったクリは渋皮煮に。そのうち提供するつもりだす。


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蛙の食卓

2016/08/09
夏の夜、台所の灯りをめざして虫たちが集まってくる。
なかにはクワガタやカミキリムシなどの甲虫もいるけれど、ほとんどは羽虫の類いだ。
夕刻になると、そんな虫を目当てに蛙たちがあらわれ、窓ガラスにへばりつく。
どうも虫の集まりやすい場所があるらしく、蛙たちは熾烈な場所取り合戦を繰りひろげる。
それだけにいい場所を占めたラッキーなやつは頻繁に食事にありつけているようだ。
そのせいだろうか。夏の終わりになると、特定の場所にいる連中はかなり巨大化している。
もっとも、おいらにゃ蛙の顔の区別はつかないから、気のせいかもしれないけどね。

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今朝、ひと夜の饗宴を終えたやつが窓に居残っていた。
あきらかに腹が膨れている。
飽食の余韻にひたっているのだろうか。動く気配はない。

これからキョーフのお盆週間がはじまる。
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真っ赤に色づいた「姫」を喰う!

2016/06/09
新潟といえば「米どころ」の印象が強いけど、じつはフルーツも美味いんだ。
たとえば8月の「八色(やいろ)西瓜」。
この味は「すいか命‼」のおいらが絶対的に保証する。
あるいは12月の「ル・レクチェ」。
地元贔屓じゃなく、山形の「ラ・フランス」より美味いと思うぞ。
そうそう。11月の「おけさ柿」だって忘れちゃいけねえや。
では初夏をむかえた今、オススメのフルーツといえばなんだろう。
それはイチゴの女王、「越後姫」である。
「6月にイチゴかよ?」と、訝る向きもあるかもしれないけど、事実なんだからしょうがない。
でもまあ、6月半ばまでってところかな。
はっきりいうけど「とちおとめ」なんぞ、「けっ!」てなくらい美味い。
酸味はほとんどなく、口に含めば豊潤な香りと甘さが広がる。
しかも大粒で果肉はやわらかい。

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しかしこの「越後姫」、全国的な知名度は高くない。なぜか。
それはまさに持ち味である果肉のやわらかさに由来する。
つまり輸送や保存にむかないのだ。
したがってほとんどは県内での流通・消費となる。
ケンミンはみんな、このステキに美味いイチゴを頬張りつつ、「けけけ」とほくそ笑んでいるのだ。
「東京じゃ喰えねえだろう」ってね。けけけ。

てなことを常連のネル家に吹きまくり、その気にさせてイチゴ狩りへ。
ようは自分が食べたかったのさ。今年はほとんど食べてないしね。
行く先は新潟市南区の池田観光果樹園。2年ぶりである。
こちらのシステムは30分食べ放題で1,400円。
おかみの計算では、大粒のやつを40個ほど食べれば、もとがとれるハズだとか。
この「もとをとる」という発想はおいらにはないんだよな。
おいしく喰えなくなったらそれでオシマイ。それ以上は食べない。
40個ねぇ。さて、そんなに喰えるかなあ…。

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ここがバトルフィールドである。一見イチゴは見えないが、棚下をのぞくと…

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真っ赤に色づいた「姫君」が鈴なりだ。

ハウス入口で料金を支払い、カップを受けとる。
凹みが2つあり、ひとつはヘタ入れ、もうひとつにはコンデンスミルクが入っている。
おいらミルクは使わないけどね。
ハウスに入り、とりあえず目についた大粒の姫を頬張ってみる。
続けて2つ、3つ。
美味い。
口に含んだ姫は舌でつぶせるほどにやわらかく、口中に濃厚な甘味がひろがる。
利き酒でいう「含み香」のごとく、香りは鼻孔にもあふれるようだ。
これが越後姫である。
ハウスのあちこちから、おかみやネル家の歓声が聞こえる。

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大粒の姫を両手に満面の笑み。

20個ほど食べたあたりでペースダウン。
満腹したってわけじゃないけど、だんだんと応えてきたのだ。
ハウス内の暑さがである。
北方海獣類に近いおいらの天敵はまさにこの暑さ。
気温が25℃を超えるとからだの機能が衰えはじめ、30℃以上では廃人に等しい。
(そろそろかもしれない)と覚悟を決め、まとめに入る。
そのあとは10個ほども食べただろうか。
制限時間にはいささか間があるが、ハウス外へと退出した。

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ヘタを数えるおかみ。どうしても「もとをとった」かが気になるらしい。

涼しげな風が流れるブドウ棚の下で、おかみはヘタの数を数える。
なんとその数75個。 
「実だけとれたのもあるから、80個はいった」らしい。
2年前は72個だったらしく、記録更新に自慢げだ。
ネル家も相当に食べたらしい。
越後姫の美味さをわかってもらえたのならば、うれしいことだ。

帰り際、果樹園のおばちゃんにきいてみた。
「いちばん食べた人はいくつくらいかな」
「100個以上食べた女の子がいたよ」
おかみに伝えるべきだろうか…。










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長岡好日

2016/05/13
あまりの好天に誘われてちょっとおでかけ散歩。
行く先は「千秋が原ふるさとの森」(長岡市)。
わが家から約30分。信濃川沿いにあるなにかと行き届いた緑地公園だ。
なんたって広い。ロケーションがいい。しかもワンコOKとくればいうことなし。

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敷地内にある県立美術館の屋上は公園からそのまま上がれる。川風が心地よい。

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おかみの手からリードを振り切って向かった先には…

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ビジョンフリーゼのモコくんが。

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池端のテラスでジェラート・ブレイク。ワンコらは水をゴクゴク。

およそ1時間の散歩のあと、人間どもはジェラートを楽しむ。
ラル吉とエンコちゃんもおすそわけにあずかって満足したようだ。
さあ、餃子でも喰って帰りますかな。
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フキノトウを喰う犬って?

2016/03/24
農道沿いのフキノトウが盛りだ。
とはいっても手前に生えているのは、すでに茎が伸び花も開いやつばかり。
採りごろのフキノトウを手に入れるには、農道の奥まで行かねばなんねのす。
で、昨日の午後、散歩をかねて行ってめえりやした。

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早足のおかみとワンコらは先に行く。おいらはのんびりと自然観察しながら…

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側溝で見つけたクロサンショウウオの卵塊。

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キクザキイチゲの蕾はほんのりと紅色。

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20分ほど歩けば採集地。まだ雪が残っている。

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おかみはさっそく採集開始。

宿のまわりで採れる山菜はいろいろある。
フキノトウ、タラノメ、ワラビ、コシアブラ、セリ、ヤマウド、タケノコなどなど。
なかでもおかみはフキノトウ採りがいちばん好きなんだとか。
「春の大地の息吹が感じられるから」ってのがその理由らしい。
いっぽうおいらが好むのは、コシアブラやタラノメ採り。
理由は単純で、こいつらは木の芽だから。
つまり膝や腰を曲げずに採れるってわけ。
ようするにラクなのさ。
まあ地上派と樹上派とでもいっておこう。

さて、一心に採集を続けるおかみの横では「シャクシャク」という音が。
音源に目を向けると、なんてこったい。
えんこちゃんがフキノトウを片っ端から喰いまくっている。

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なんでも、毎年おかみのフキノトウ採集について歩くうちに食べるようになったんだとか。
おそらくは、「おかみが採る→大切なもの→喰いもの」という単純な回路ができたんだろう。
そこには「味覚」なんか存在しない。
「喰うこと即ち生きること」という強烈な思想? が伝わってくるではないか。
さすが食欲の権化のえんこちゃんである。
しかし…生のフキノトウを犬が喰うかね…。
毎日ごはんあげてんだけどね…。

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ラル吉はフキノトウに興味なし。

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本日の収穫。ふき味噌にはじゅうぶんだろう。

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わが宿で唯一の雪割草が可憐に咲いていた。
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