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仙台で飲む食べる その1

2015/12/21
会津若松を過ぎるあたりから視界は白一色に変わった。かなりの降雪である。
すでに圧雪となった路面にはトラックの轍が深く刻まれ、きわめて走りづらい。
ガクガクと振動するハンドルを握りながら、わたしは後悔しはじめていた。
(やはり山形経由で行くべきだったのか…)
と、そのとき、絵に描いたぼけなすのような顔で寝こけていたおかみが声を上げた。
「くにちゃぁ〜ん。いまどこらぁ〜」

ごぶさたでんす。特調でおま。
12月4日から6日まで、恒例となった冬季飲み歩きにいってめえりやした。
今年の目的地は杜の都「仙台」。金沢は避けたのさ。だって混んでそうだもんね。
旅の相棒はやっぱり「ぼたこな家」のヒデさん&サトちゃん。
この顔ぶれでの東北は2011年の盛岡以来となる。
ではでは。3日間の足取りをカンタンに報告させていただきやす。

雪の磐越道をなんとか走り抜け、11時には東北道の菅生SAで「ぼたこな家」と合流。
そのまま仙台宮城インターから市街へと向かう。
昼めしは「真助」で牛タンだ。ところが…。
パーキングに車をおいて向かった「真助」の扉には貼り紙が。
「11月30日にて閉店いたしました」。ありゃりゃ。
気をとりなおして近くの「利休」で「牛タン定食」をいただく。
はい。おいしゅうございました。

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「利休」の正面。市内に何店もあるチェーン店のようだ。

さて、腹が満ちたところで、おいらにとって本日のメインとなる「三瀧山不動院」へ。
市内屈指の賑わいを誇る「クリスロード商店街」にあるこのお寺は、真言宗智山派に属する加持祈祷の専門寺院。商売繁盛や眼病治癒に霊験ありとか。
さらにいえばこの寺院、かの福の神と呼ばれる「仙台四郎」を祀っていることでも有名。
さっそく諸々を祈念したあとで、ストラッブやらマグネットなど四郎グッズを購入。
わすれずに御朱印も頂戴する。

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クリスロードには「四郎サンタ」がぽっかりと浮かんでいた。

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こちらが三瀧山不動院。祭壇には仙台四郎の写真が掲げられている。

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いただいた御朱印。なかなかにダイナミックな筆遣いだ。

ふたたび車に乗りこんで、ベース・キャンプとなる「旅館オタマヤ」へ。
広瀬川沿いにあるこのお宿は、わんこ連れの宿泊もOK。
とはいっても、わが家の2頭は車中泊。ま、いつものことです。
さっそくシャワーを浴びて、パンツを履き替える。
どこで倒れ伏しても、まっさらの下着を身に着けていたい。もののふの心構えである。
さて、いよいよ飲み屋めぐりだ。

今回、仙台飲み食いでの必須要件は以下の3点に絞り込んだ。
1 「墨廼江 特別純米」を飲む。旨ければ買い占める。
2 「乾坤一 特別純米」を飲む。旨ければ買い占める。
3 仙台せり鍋を食べ、レシピを憶える
考えてみればすべては宿業のため。おいらも仕事熱心?なもんだ。

まずは青葉区大町の「白雪」。
晩翠通り沿いのこのあたりは店舗も少なく、日が落ちればうっすらと暗い。
その暗がりにぽっかりと灯りがともる。瀟洒な外観である。

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白雪の外観。期待がふくらむ。

店内はカウンター6席と小上がりに2、3卓。手ごろな広さだ。
どうやらおいらたちが口開け客のようす。
とりあえず生ビールを手に4人で乾杯。今年もおつかれさまでした。
ホヤの塩辛がなつかしくも旨い。
東北オタクを自認するおいらにとって、ホヤほど魅かれるものはない。
とくにホヤとコノワタを和えた「ばくらい」ときたらもう…。
刺身はひらめ・つぶ貝・〆鯖・ぶりの盛り込み。これは日本酒をたのもう。
「黄金澤」、「蒼天伝」と県産酒を冷やで飲み、「綿屋 院殿」を冷や、続いてぬる燗でいただく。
鱈きく(白子)の天麩羅がたまらない。
パリッと揚がったつけ合わせのえのきがまた旨い。
気がつくと店内はほぼ満席に。声高に騒ぐ客はおらず、店内は好ましく静かである。
これはいい店にあたったようだ。
秋田の「田从」ぬる燗を飲み干して店を出た。

「ぼたこな家」との旅飲みでは、いつのまにか「ひと晩3軒」ルール(ノルマ?)ができ上がった。
かつては居酒屋→寿司屋→おでん屋などというひとでなしのハシゴ酒をしていたが、いつのまにか3軒目はBARとなった。さらに昨年の金沢から2軒目にカフェをはさむように。まあ、それなりに年とったんだろう。
てことで今回も夜カフェに向かう。「Första(ファシュタ)」である。

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Första外観。右手前がshopスペース

「Shop&Wine Bar」と謳っているように、店内の半分をshopスペースが占めている。
品揃えはノンジャンルのようだがインポートや手づくりものが多そうだ。
飲みものはソフトからハードまで幅広く、料理も充実している。
空いていたカウンター隅に陣取り、ウイスキー、ワインなどを好きずきにオーダー。
料理も何品かたのんだようだ。チーズケーキもね。ちなみにおいらは冷たいカフェオレ。
サトちゃんはさっそくshopスペースを物色(シューズを購入したらしい)。
ヒデさんとおかみはなにやら話し込む。
おいらは巨漢のマスターとダイエット談義。仙台まできてナニしゃべってんだか。

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カウンター立ち上がりの照明にワインボトルが浮き上がる…

店内はL字のカウンターと小卓で定員20人くらい。客層は若い衆が多いかな。
ほぼ満席でにぎやかだけどうるさくはない。みんなこの店を楽しんでいる。
好ましい雰囲気に1時間近くも長居してしまった。

さて本日のシメは日本酒BAR。国分町2丁目の「竹屋」である。
期待はひとつ。
「墨廼江 特別純米」と「乾坤一 特別純米」が飲めるだろうか。

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雑居ビル1Fの「竹屋」入り口。

手前にカウンター、奥にテーブルが1卓。カウンターは満席である。
さっそく酒のメニューをながめる。
残念ながら墨廼江はないようだけど、とりあえず聞いてみよう。
「墨廼江って置いてないの」
「いまねぇ、手に入りにくいんですよ墨廼江は。置いてる店あるかなぁ」
う〜む。そいつは知らなんだ。いささかガックリしつつ、さらにメニューをながめる。
意外なことに県産酒は少なく、県外の銘酒を数多く揃えているようだ。
未知の酒について尋ねると、味や飲み口の特徴をマスターがことこまかに教えてくれる。
その中に「乾坤一 特別純米 辛口」があった。ついでに「ばくらい」も発見。
まずはこれで決まり。
みんなそれぞれ好みの酒を注文する。
おいらも「乾坤一 」をくいーっとひと口。
あれれ。記憶の味とはちょっと違うな。
辛口のせいだろうか。いささかの渋みを感じる。
もっとも昨年飲んだのは、知人からいただいた特別純米の2年古酒だったからなぁ。
ほどのよい熟成香が印象に残っている。
2杯目はぬる燗で飲んでみよう。
渋みが散ってきわめて飲みやすい。口中に柔らかく旨みが広がる。
おいら的には好きな酒だ。でも、うちは燗酒があんまり出ないしなぁ…。
とりあえず買い占めは保留にしとこか。

「竹屋」を出たらあとは帰るだけ。
だけど全員なんとなく腹がへっている。まあ2、3軒目ではほとんど食べてないしな。
ふと横を見ると風俗呼び込みのおっちゃんが。訊いてみよう。
「どっかさっぱり喰えるラーメン屋ないかな」
「それならあそこ。味よしがええよ」
小雨の中、100メートルほど先の「味よし本店」に4人で飛び込む。
さっそく醤油だ塩だ味噌だと注文。
おっちゃん推薦の味にまちがいなく、どこか「中華そば」系のおいしいラーメンだった。

その2へ続く






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23:55 日々の事 | コメント:(0) | トラックバック:(0)
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